20220814 山さんのブログ番外編―その2 - 【静岡県東部エリアの不動産売却】センチュリー21ワンズエステート

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20220814 山さんのブログ番外編―その2

…で、今日14日は、昨日13日から始まった「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の中日…この国民的行事がそれなりの意味をもって執り行われた記録が残るのは657年と言われていますから、1365年前から始まったことになりますね…すごい重みのある行事ですね…とはいえ、庶民が「お盆」の「迎え火」や「送り火」を行って形式化したのは江戸時代からとも言われています…諸説ありそうですからナンとも言えませんがね…ともあれ、1365年もの長期にわたり、日本に根付いた慣習に敬意を表し、そもそも「お盆」てナニ(‘_’)…に、目を向けてみたいと思います…

…私の認識としては、既に亡くなった人たちの「霊」=「先祖と言うべきか」祖霊を迎えて、その冥福を祈り、供養をすることで、数え切れない祖先の最後の化身が自分であるということの事実に感謝の念を供える機会…とでも言いましょうか…

…語源は、「ウランバナ」というサンスクリット語から漢字に変換される過程で「盂蘭盆会」という言葉に定着したようですが、意味することは、「逆さ吊り」や、「地獄の苦しみ」というような、少しおどろおどろしたニュアンスがあるようです…

…で、そんな苦しい状態に落ち込んだ先祖の霊を、子孫たる私たちが供養すること、善行を重ねることで、そのような祖先の霊を天上界へ導いて行きましょう…みたいな意味かな… …まるで、私のような高齢者の年金を確保するために、若い人たちに重荷を負わせるような構図は好きではありませんが、風習としての象形は美しい色彩を帯びているようにも感じますよね(‘_’)…

…故人の四十九日明け後に執り行われる最初のお盆のことは、新盆あるいは初盆と言いますから、直近で身近な方がお亡くなりになっていれば、その方を偲ぶ思いが殊更(ことさら)心を満たすでしょうし、遠い日の父母や祖父母、あるいは兄弟姉妹(はらから)たちに改めて感慨を厚くする機会にもなりましょう…

…かく言う私も…家族ではありませんでしたが、二十三年間にわたり、「登山」仲間であり、旅仲間であった「Sさん」が4月14日に他界し、心の一部が欠けたような日々が続いています…「Sさん」の最後の旅も、私と家内との三人旅でした…去年の11月3日と4日の1泊2日の小旅行…その前から体調が思わしくなかった「Sさん」でしたから「山行き」は除外…山中湖の紅葉に包まれている「Sさん」の写真からは想像できない激変ぶりで、翌日の帰路、白糸の滝に立ち寄ってから一気に体調が悪化…その足で病院へ直行することを提案するも、本人は帰宅を希望…しかしその夕刻後、癌センターへ緊急入院…このとき既に三度目の入院でもありました…

…令和2年の12月に大腸ガンのステージ4を診断され、翌、令和3年1月の手術後、目を見張るような回復を見せ、愛鷹山に一人で行ってきた等と言い、私たちを驚かすこと二度、この間、彼女との「時」を惜しむ思いを口にすることも出来ず過ごしたこと数度、一時は本当にガンを克服したのではないかと思わせる素振りを見せていました…去年の5月17日の私の誕生日には小さなケーキを持参してくれ、楽しいひとときを過ごしもしました…

…今、私のパソコンの前では、その時、5月17日の「Sさん」が我が家の愛犬から「ケーキ、ちょうだいチョウダイ」と催促されている写真の笑顔が弾けています…

…今日は、そんな彼女「Sさん(この時60歳)」と、私の山中間とが、槍ヶ岳の頂上と西鎌尾根で破顔する写真を供え、我が家へ来ていただきましょう…

…人に嫌な思いをさせたことが無い「Sさん」、一番のムードメーカーであった「Sさん」、どの山にあってもドラえもんのポケットから出すように次々と食べ物を振る舞っていた「Sさん」、笑顔以外の写真を残さなかった「Sさん」を称え、かつ偲び、「Sさん」の魂に語りかけてみようと思います…

…なお、写真の中に私が居ないのは、私が、登山1泊目の「槍平小屋」で発熱し、2日目コース途中で登山を断念したことによります…偉そうに講釈を垂れる私が居なくなったことで、この後、4人はいつもより楽しく歩けたことは言うまでもありません… 

…ナニはともあれ、今日はお盆の中日…「Sさん」…ありがとう…

…君の初盆の中日…「風の山さん」こと私は「天の風」になって君の魂を迎えることとしましょう…

…盆入りの昨日13日はご家族とともに過ごしたでしょうから、今日14日は我が家が君の居場所です…

…いずれは僕も、そして家内も、そちらの世界へ行きます…、それまでしばらく待ってもらいますが、

そちらの世界でも一緒に歩ける山を見つけておいてくださいな…_(._.)_

…その心にて君に届けたい和歌を、山さんの「風列車」に乗せて贈りますよ…(‘_’)

  …今は亡き 君の笑顔が 弾けおり 写真の中も 風は吹くやら

  …あの夏の アルプスの風 碧い空 君亡き今を いかにとぞせむ

  …愛犬と 散歩道にて 拾い来た ホタルブクロの 響きはらはら

  …君が居た ときは昨日か おとといか 面影消えぬ 初盆の夜

  …懐かしき 山の数々 覚えおり 君無き旅を 妻と巡るか 

  …ほうずきの なぜか哀しき 朱い実が 掌(たなごころ)にて ころりころころ 

    … これにて締め …

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