20251222　山さんブログ-その130 - 【静岡県東部エリアの不動産売却】センチュリー21ワンズエステート

…2025年最終の週当番ということで、当初予定より早く出番が回ってまいりました…ｳﾚｼｨｰ、嘘です☻

…2025年の終りということであれば、ここはやはり、去りゆく1年を振り返らざるを得ませんね…そして新たな年入りに備えての「思いと目標」を定める無形の礎（いしずえ）にする…そんな機会になれば言うことなし…

…んっ(-_-;)…言うことなし…だと(-_-;)…しからば今回のブログはここで終わろう、ラッキー…

(^^)/~~~

(@_@)…そんなわけには参りませんね…

…で、「振り返る」という視点のターゲットは、この身をこの地上に「命」たらしめた淵源としての、代々の祖先であることは言うまでもなく、間接的にはあまたの英霊にも思いを寄せることとなります…しかし直接的な素因は両親です…そして兄弟を含め何らかの縁を頂いた「はらから」…これらの方々からは自らの人格形成に欠かせぬ環境と、幾多の影響を受けました…

…さらに、人は「今」を生きますから、現在環境下の関係者や家族を含めた親族以外に感謝すべき方々の筆頭としては、30歳の折りに出会った、全盲の福祉活動家「山村忠介（ファイブ＆ファイブ主宰）」さんとの「縁」です…このとき、山村氏は35歳、私が30歳…小さいながらも全国区レベルで活動する障害者福祉というカテゴリーの先端を走る希有な人物として大変な衝撃を受けたものです…残念ながら既に鬼籍入りです…

…その当時、私は地元の赤穂市で「ハンドインハンド」と名付けた小さなボランティアグループ（メンバーは20人～30人）を立ち上げ、細々と活動を続けておりましたが、山村氏との出会いでは「全盲の彼が命を賭けるほどの活動をしているのに、自分もタラタラとやったられないな…」そんな思いで彼の活動に参加することになりました…まさしく人生の「一大転機」と言えます…

…彼の活動（夢の）目標は、障害者と健常者が共通の理念の元、共同生活が営める施設を建設する事でした…後年、長野県大町市の南に位置する池田町の廃校を拠点として新たな施設（生活の場）も立ち上がっております…

…山本忠介氏は身長が180センチあり、体重は約85キロ、私は160センチ、体重は55キロ（当時）、で、一時期、私は彼が主催する「ファイブ＆ファイブ」の副代表として活動しておりましたから、彼を介添えするために私の低い肩を彼に貸し、一緒に歩いているとまさしく凸凹コンビ…彼の失明は中学生のクラブ活動で野球のボールが目を直撃したことが原因となり失明したとのこと…ですから、上の写真のように「字を書く」ことが出来ました…彼と活動を共にした期間と出来事は、ここで書ききれるものではありませんので割愛します…

…「ファイブ＆ファイブ」での活動を継続しつつ生じた次なる大きな転機（ターニングポイント）は、私が33歳の厄年に赤穂から東京へと雄飛の機会を与えて下さった東京の「荻窪新始さん」です…この荻窪さんが、東京から三度の赤穂入り（当時、私は、これが三顧の礼か、と自惚れておりました）による招来で私は故郷を後にする決断をしたのですが、しかし、ここでの仕事では「荻窪さん」が当初私に期待した程の成果が出せないまま15年間が経過しております…私の能力が荻窪さんの期待に届かなかったとはいえ、私にとっては大変な成長機会となり学習機会ともなり、政財界や国の機関の多くの関係者との関わりを通し、人間学に通じる深い学びの期間ともなりました…まさに大恩人です…

…その後、48歳の中年期に新たなフィールドに導き出して下さった沼津の「秋元さん」…さらに、一時期、私が社長としてそれなりの顔ができることの土台となってくれた当時の社員一同、そして関係業者さんたち…これらの方々とのご縁を頂いたことも大きな心的財産となっています…

…この間、行く先々で私を支えてくれた特定の人たち（特に女性の存在は大きかったですね）や、後年の山行に20年強にわたり付き合ってくれた沼津の「斉藤さん」、特に鬼籍に入った「斉藤さん」には、お互いに命の恩人としての機能が併存したため特別な感謝の念が色づけされます…

…まっこと…これら諸々の方々には足を向けて寝ることができない思いです…が、このようにお世話になった方々の住まいは四方八方に散在しており…したがって毎夜毎夜、どなたかに足を向けて寝ることともなり、いやはや心苦しいばかりです…このように、感謝すべき事柄や人々の数は、迷惑をかけた人々や反省事項の数々と対をなしかつ拮抗しています…思いは複雑です…

…で…過ぎ去りし日々を総括しますと、言葉では言い尽くせない感謝の思いと、申し訳なさとが綾を織っており、結果、中途半端な生き様であったとも思え、反省を骨格にした、言葉に尽くせぬ感慨があります…(ё_ё)

…ともかく、振り返るべき心象の多寡は、1年と云わず年齢相応にありますから、その分量において高齢者が若い人に負けることはありません…あの時、その時、そして今現在においても、「反省」する幾多の事象があり「猛省」することも多々あり、身を切る「自責の念」もあり、「苦い思い」として今だに心を蝕む事もあります…

…これらを思い起こすことで、宛てどころのない悲観と落胆が身を包み、自らの存在を否認したくなる暗い時間との戦いも記憶の一部として積みかさなっています…ですから、可能なら私はボケたい（若い衆からは十分にボケてると言われておりますがね）…しかも、知的な蓄積が忘却されることがあっても、後悔を伴う記憶が薄れることなく澱のように宿り続けてもいます…

…その多くは自らでさえ嫌悪される程の、自らが発した意図せぬ間の「悪意ある言葉」の結果であったり、事象によっては「行動」で示された事をも思い起こすことができます…もちろん、ほんの僅かには肯定的な自分を見いだすことも出来ますが、それはホントに砂粒ばかりの分量でありますから、この後の我が身の存在の理由を見いだすためには虚飾を友とせざるを得ないほどの思いです…しかし嘘は直ぐにバレますし、見透かされます…

…「あるがままに生きれば良い」という啓示やアドバイスを受けることもありますが、さて、それでは「反省」したり「振り返ったり」という生き様を検証をする機会を放棄することにも繋がりそうです…

…と言うことで、私のハンセイ（半生・反省）事項としての第１位は、特定の相手からの期待を裏切った事象と結果であり、心模様です…不特定多数に対しての自らが発した「悪意は無くとも忌まわしい言葉や行為」による反省は言うまでもなく、私を見込んで、与えていただいた立場や求められた行動が、本来求められるべき結果や、相手の思い（期待）に大きく届いていないと感じられるとき…もう、ホントに落ち込みました…が、しかしそれは、自らの力が不足している事が原因ではなく、取り組むべき「姿勢と努力」の不足にあったことと思えてなりません…

…そうなんです…何のことはない、やるべき事をやってない、やってはいたが大きく不足していた、ただそれだけ(-_-)

…特に記憶に新しいこの１年、私は、やるべき事をやっていなかった…では、何をやっていたかというと、自分の好きな事（余暇は全て読書）に時間を費やしていただけであり、これでは、犬・猫・その他の動物と変わりません…人間が他の動物と異なる特徴のひとつとして「思索」することがあげられます…「思索」してこそ蓄積型の「行動と創造」につながります…とはいえ、我が家の愛犬でさえ、遠くを見詰めているときなど…あれっ、こいつめ、今、もの思いに耽っている、と感じる事もありますし、ときには憂いを感じさせることさえありますから、「思索」が人間だけの特技と思い込むのは傲慢かとも思え、適切な言いようでもなさそうです…

…そうなんです…ともあれ、私は傲慢であり、事に当たっては適切な判断が出来かねる不良品とも云えます…只、それは、未だ不良品…ということであり、不良品として完成されたものでもありません…

…不良品の良品化、または再生化、この先は来年のハナシになりますが、その不良な部分を修復すべく、人から、書物から、歴史から、学んで学んで学んで、さらに学んでゆく（今年の流行語バージョン）姿勢を失わせることのないよう「心」を戒めつつ、反省の一歩先を見つめ、無理をせず、年齢相応の行動に繋げてゆく思いで過ごす本年ブログの最終週です…次回の出番があるとは限りませんから、最後の機会かとも思える口上です…皆様、ありがとうございました<(_ _)>

…以上、感謝、感謝、感謝で綴る、劇場型「山さんブログ」の幕が下ります…

…来年は午年（うまどし）…ここで三感三首…

駆けるぞと　気張ることさえ　出来かねる　はるか昔を　絶ちての一歩

明日の今日　思えば浮かぶ　新しき　歳をめくって　進むぞ三歩

朽ち果てる　枯れ葉の上に　吾はおり　ステップ刻む　五歩六七歩

…バイバイ…<(_ _)>