…ちと堅苦しい構成となった前回ブログで、日本人の緩やかなと精神性と言いますか、柔らかな心模様が、一神教世界の人々とかなり異なるものとなった理由として、縄文時代から脈々と受け継がれた自然観が「心」として日本人の特徴に宿ったもの…みたいな能書きを垂れたように思いますので、今回ブログでは…そも、縄文時代とはナンゾヤ的な視点で身勝手の限りを述べてみたい思います…
…ここで、ひとつの前提条件として、一神教世界の人々は、居住地が陸続きであったため、常に食うか食われるかの厳しい生存競争に晒されていたという環境上の必然があり、闘わざるを得なかった事から、その過程において雑多な集団毎の生活ルールの一元化が必要となり、絶対神たる一神教世界が自然発生的に生まれたのでは無かろうか…と浅薄な思いを働かせておりまして…
…翻って、私たち日本人は、周囲が悉(ことごと)く海ですから、近代に至るまで大陸からの組織的かつ侵略的な破壊に長らく遭遇しなかったという幸運がありました…
…んで、この間と言いますか、国内では旧石器時代の証拠となる遺跡だけでも、4~5万年前のものが、1万5千カ所くらい見つかっており、この旧石器時代から流れるようにして積み重なり、集団生活上の叡智が花開く縄文時代の終り頃、紀元前300年頃から始まった弥生時代までの間…縄文時代は、約1万5千年ほど続いたことを学びました…
…その縄文時代の日本人の技の極致として、約、5,000年前の創作であることが分かった、新潟県長岡市で採掘され、世界中を唖然とさせた、「火炎型土器」…

…を筆頭に、日本最大規模と言われる青森県の「三内(さんだい)丸山遺跡」は、約、6,000年前くらいから1,700年間にわたり集落が存在したこと…平和的共存が、1,700年間ですよ… 世界の戦争好きに教えてやりたい…戦争しなくても生きられることを…

…これ以外にも、千葉県の「加曽利(かそり)貝塚」が、約、5,000年前くらいから2,000年ほどにわたり形成された「村」として機能したこと…等々、縄文時代の遺跡は、日本国内に、10万カ所くらい見つかっていることを知りました…あくまで、見つかっている分でだけですよ…今だ見つからず、眠ったままの遺跡がどれぐらいあるのか…夢が広がりますねえ_(._.)_
…その間、突発的な事件や事故はあったでしょうが、縄文時代の長きにわたり、縄文人同士が争った痕跡は見つからないそうです…
…この間、私の祖先も、隣近所と仲良く、1万5,000年間、穏やかに、自然と一体となって共同生活していたことが分かりますね…この時代、人が1人で生きるということが想定できない以上、肩を寄せ合い、太陽を崇め、大地に伏せ、植物の四季に併せて実りを蓄え、小動物を狩り、海川からタンパク質を採集して、穏やかで質素な集団生活をしていたのでしょうね…集団生活である以上、秩序も当然のこととして受け入れ、小宇宙、大自然と共生することから蓄積された、森羅万象に神が宿るという穏やかな「自然観」…争いのない1万5千年…
…世界にふたつとない、世界最古とも言える日本の縄文文明を高く評価する日本人、外国人研究者の書籍を紹介させて頂き、今週ブログの幕引きを致しましょう…これらの書籍を通し、アンポンタンな私が、ほんの少しだけ、日本人であることに誇りを感じた2か月間でした…

…「縄文の軌跡」は、写真とタイトルから、縄文を語るのに一目瞭然…「なぜ日本が世界に必要なのか」は、日本人の特性を語る上で、縄文の思想を根拠にしているからです…ドイツ人の特徴と似ている日本人がドイツ人と大きく異なるのは、日本人にはユーモアがあること…そのユーモアの一端として、「火焔型土器」の独創性とユニークさも日本人ならでは…とも言い、縄文時代の凄さを語っていましたね…

…「日本史」をご紹介するのは、竪穴式住居の時代から神話時代を曳航して日本史を総括しているためで、さすが、渡部昇一、深いのだ…、「大アジア史」も、DNAに刻印された縄文からの民族の歴史的記憶から入り込んでいるため、まな板に上げました…

…上の二冊は、縄文から継続した史実や、史実に基づかない、というか、証拠固めできない空白部分などを、前後の史実(皇統や寺社(日本人の自然観から連綿したカタチ))や、歴史家が見落としていた歴史の間隙を、前後の因果関係を武器に見事につなぎ合わせている能力に「オソレイッタ」ものです…
…ここで、まとめに入りますが、なして今回のブログで短絡的ながら縄文時代からの歴史に入り込んだかと言いますと、人物的に、能力的に、優秀、有能な人間を育てるために、各国は自国の歴史学習を疎かにしないという事実があります…にも関わらず、日本の歴史教育は、事象と年代とを紐付けするだけの詰め込み型…「なぜ」という背景教育が薄いと思うのです…
…その必然か…例えばアメリカは、メイフラワー号で、キリスト教プロテスタントのピューリタンがアメリカ大陸に渡ってからの、400年の歴史を教えるのに3センチ厚ぐらいの教科書を使っているのに対し、視点が違うとはいえ、4万年の歴史がある日本の歴史を教えるのに、1センチ足らずの教科書…
…これは何を意味するのか…
…先述したように、自立したブレない国民を育てるためには歴史教育が重要であるという世界的合意を無視するように…、日本人をひと昔前のような、、一時期とは言え、白人を凌駕するような人種にしてはならない…という、国家より大きな力を持つ外国の無国籍企業や、彼らにそそのかされた政治家と、その傀儡となる、一部の日本の政治家の策略…とでも言いますか…とにかく、日本人に力を付けられては面倒だ…と考える集団が居る…ということなんでしょうかね…現実的に、今だアメリカの準植民地状態にある日本が、本当の意味で独立したら、アメリカだけでなく、国籍を持たない無国籍企業の儲け口が減りますからね…アタリマエの構図ですね…これで良いのか日本(-_-;)
…と言いつつ、アメリカと歩調を合わせざるを得ないことに反論できない私の情けなさ…
と、言うことで…お・わ・リ
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